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アパレル産業と環境問題 Vol.2

こんばんは。


今年もいつの間にか残り一ヶ月。

やり残してることが山のようにあり、一つ一つと向き合う日々です。


先日Vol.1を書いた後にVol.2のことを考えていたんですが、

最も身近な素材であり、衣服の中では最も着用されているコットン(綿)について書こうかなと思います。

ご存知の方々も多いかもしれませんが、例え一人でも新たなに知っていただける人ができればと想い書いています。


コットンの栽培が始まったのはおよそ8000年前のメキシコ。

その種類はアメリカ栽培綿と言われるもので、現在も90%近くがその種を栽培しています。

また現代の生産量においては、中国・インド・アメリカがトップ3であり、

その他中東や、最近ではアフリカでの生産量も増えているようです。


化学繊維でもなく、環境問題とどう結びつくのかという方もいるかもしれないが、

そこには天然素材故に抱えている大きな問題があるのです。


それは・・・「栽培方法」



コットンは非常に害虫が好む植物で、栽培を行っている方々からするとそこに頭を抱えているのです。

そこで、栽培時に害虫からコットンを守るために使われているのが大量の農薬。


ではどれぐらいの農薬が使用されているかというと、「人が命を落とす程の量」が使用されているのです。

先程あげた生産量の多い国々では、多くの方がその農薬の犠牲になり命を落としています。

しかもその多くは子供達と言われています。

国が貧しくて働かなくてはならない子供達が、洋服を生産する過程で命を落としていることを考えると辛くなります。


洋服に関わる全ての人達が、少しだけ考え努力することで、一人でも多くの命が救えそして洋服で幸せを感じる人が一人でも増えれば、と心から願っています。


ファッション(洋服)で世界を救いたい。


Yuya Ofuji

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