PARIS MENS COLLECTION 2020-21 FALL / WINTER真っ只中、各ブランドのコレクションを観ていると、やっぱり数年前から少しづつ少しづつ移り変わってきた流れを感じる。
10年程前からSTREETという風は吹き始め、2016年にLV×Supでピークを迎え、一時代を気づいた2010年代第二次STREET大戦も終戦の陰が見え始めているような気がする。
ただこれまでのSTREETブームの功績は大きく、僕がまだSK8を始めたばかりの20数年前のスケーターは、世の中から白い眼で見られ、チーマー(当時の不良)と変わらない扱いを世間からされていた。
それが今となっては、今年TOKYOで行われるオリンピックの正式種目として認められ、当時と違ってSK8だけで生計を立てられるほどまでに成長した。
STREETカルチャーが存在し続ける限り、STREETというスタイルが消えることはないが、前述でもお伝えした通り、世界の先端の人たちの流れは少しづつ変わろうとしている。
ではどう変わるのか?
それはPARIS MENS COLLECTION 2020-21 FALL / WINTERを観ればすぐに分かる。
そう、「TAILORING」だ。
今回のPARIS MENS COLLECTIONでの「TAILORING」は、大きなテーマであることは間違いない。そしてその中に、小さなテーマが隠されていると僕は感じている。
小さなテーマの中で僕が一番気になっているのが”LEATHER”である。
WOMEN'Sでは既に、2019 FALL / WINTERからジワジワと来ている"LEATHER"だが、MEN'Sにおいては2020 FALL / WINTERでキーマテリアルになるだろう。
そんな真っ只中のPARIS MENS COLLECTION 2020-21 FALL / WINTER、僕がお勧めのLOOKをご覧下さい。
LV
DRIES VAN NOTTEN
Etudes
OAMC
PRADA
PHIPPS
JUNYA WATANABE MAN
STREET → TAILORINGは、窮屈だしなかなか変換するのは億劫だけど、たまの気分転換でビシッとジャケット着るのは、自分の気持ちを引き締めるのにもイイかもね。
もしかしたら、時代を引っ張る人達も同じ感覚なのかもしれないよね。
変化を楽しむ余裕と振り幅は持っておきたいものです。
Yuya Ofuji
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